アロマは飲めるのか?

飲めるアロマ があるとか、アロマは飲んだら大変危険とか
調べると色々とヒットするので、アロマにあまり詳しくない方は迷いますよね? 私はちゃんとスクールで学んだわけではないですが、独学と個性的なアロマのスペシャリストの数名より学んだので たぶんちょっと面白い視点で捉えることができていると思っています。 アロマは飲んでいいのか?というテーマで少し書いてみましょう

アロマは飲めるのか?

はい、飲むものではありません。

そもそも、アロマを飲むという発想がおかしいのです。アロマ、ここでは正しく「精油」といいましょう。精油は植物から採れる非常に濃縮された成分やパワーが詰まったエッセンス。それをごくごく飲むとは、ありえません。

服用、ということばならまだわかります。これには賛否両論あります。私は「おすすめしない」派です。その理由
①精油が消化管粘膜への刺激となる
②胃酸によって精油の成分が変化するのではないか?
この2点です。
ですので、カプセルに入れて服用する方法であれば、悪くないのかなと考えます。しかし、薬品同様適量を服用するのがいいでしょう。

食品許可のある精油って?

はい、これはうちで使っている精油のことですね。日本で出回っているほとんどの精油は「雑貨」としての扱いです。ですので、雑貨を食べたり飲んだりすることは考えにくいでしょうから、そういう意味でも 許可のないものは食べてはダメです。
では違いはなんなのか? それは、輸入の場合とくに、精油をどのカテゴリーとして扱うかというところで決まるみたいです。 そもそもの中身はよほどのことがない限り(ある程度の品質が保証されている場合)同じものと思っていいでしょう。 あとは、その精油の管理をどうしているかということにもなってきます。たいていのショップでは常温で陳列されていますよね?精油は生もののようなものです。常温でおいたものを食べたりする気になりますか? 食べなくても本来は ワインクーラーくらいの涼しい場所に保管するのが本当です。

精油は食品添加物としても認められている

精油のことを天然香料という言い方もします。その「天然香料」は日本食品科学研究振興財団でも認められています。
リンクを貼っておきますのでご参考にどうぞ

精油は飲むとか危険とかではなく・・・

あらゆるメディアは極端な言い方しかしてくれません。個人的にそういうの嫌いです^^

天然香料は認められている。じゃあ飲めるのかという話はちょっと違う。香料は、「香料程度の量」が定められています。それを超えると危険です。薬と同じ考え方です。

調味料にたとえてもいいですね。例えば、醤油。使いますね? でも飲んだりはしません。飲むと危険なことは多くの方がご存知。精油もそういうこととほぼ同じとご理解ください。
さらに精油の場合は 水に溶けないという性質があります。ですので、ぱらっとただ振りかけるのは危険な使い方です。

精油は飲めるのか? というお題に対しては

・飲むものではない、安全な量が決まっている。
・水に溶けないので使い方に注意
・服用する場合は専門家の指示で実施

これらが、私からの答えです。

こちらのサイトではあまり難しいことを言わないようにしてきたのですが、たまには堅いことも書いてみました。 堅めなアロマのお話は「アトリエ・リクト」によく書いています。よければそちらもご覧ください

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