カホリトで使っている食用精油について

アロマランチを始めてから、すこーしずつですが
アロマにあんまり興味がないかな?と思うような方にも体験いただく機会が増えてきて嬉しい限りです。

しかしまだ、「精油を食べるなんて危険だわ」と怪しんでおられる方もいらっしゃると思うので、一度書いておこうかなと思いました。
硬い文章なので面倒な方はスルーしてください。

まず、どこの精油を使っているのか?
アロマに詳しい方はここのところが気になっているかもしれません。一部の方の間では、精油を食べることをずいぶん前からされているのも知っています。私が知っているのはY社とD社ですが、Y社の製品を使って施術をしていた時期もありました。その集まりでは原液を入れたお水をサービスしてくれるんですが、私はトライしたことがありません。今はそこの商品は手放しました。

現在私が製菓や調理で使っているのは、「パナセア・ファルマ」という会社のものです。これは、精油を安全に食品添加物として使うための講習を受けた時に教えていただいたもの。品質基準も保障されたものです。
こちらの精油を、講習を受けた濃度までに希釈して、お菓子や料理に使っています。原液では使っていません。

使用にあたっては、希釈するものにも注意が必要です。アロマに詳しい方はご存知と思いますが、精油は水に溶けません。当然、水性の食品にも溶けません。希釈したつもりでも全く解けずに、小さくなった原液が消化管の粘膜に届いてしまいます。粘膜は刺激を受けやすいので場合によっては炎症を起こすかもしれません。

もうひとつ、カホリトで使っている香りのものは、最近注目されてきた「ハーブウォーター」。本当は芳香蒸留水といいます。フローラルウォーターとかハイドロゾルとも言います。精油を作る時に一緒にできる香りの水です。
これも、多くは雑貨として店舗に並んでいるので食べられないものがほとんどですが、うちで使っているのは、チュニジア産の食用許可のあるハーブウォーター。

ネロリやバラは高価なので、精油ではなくこちらで香りづけしています。

ということで、わたしが少し心配しているのは、私のお菓子を知った人が「あ、アロマって食べていいんだ!」と思ってしまってよくない使い方をして体に害を起こすかも?ということ。 チラシなどにも「食用許可のある精油です」と書いたり、対面で販売する時には「多くのものは食べられません」と説明していますが。

間違った使い方をしても、きっとすぐに具合が悪くなるということは少ないですが、続けることでよくないことが起きる可能性はあります。

ぜひ、安全に精油(アロマ)をつかって、心身のバランスを気持ちよくとりながら、幸せに生きる人が増えて欲しいと思ってます。

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